ショップスタッフが使う専門用語

アパレルのショップスタッフとして働くことに憧れる人は多いですが、接客に苦手意識を持っている人も少なくありません。

人と話すことが苦手だったり、人見知りな性格の方でも、コツさえつかんでしまえば一人前のショップスタッフとして活躍することは可能です。

今回はショップスタッフとして働くときに知っておきたい接客のコツやポイントについてご紹介します。

接客の基本は人と人とのやりとり

お声がけはしっかりと

当然のことながら、接客は「人と人のやりとり」で成り立っています。

色々なタイプのお客様がいますので、接客を完全なマニュアルとして伝えるのは非常に難しいのが現実です。

お客様に合わせた臨機応変な対応が求められる仕事ではありますが、今からご説明するような「接客の基本」はきっちりとおさえておくことが大切です。

順を追って確認していきましょう。

コチラ

派遣先の店舗によっては接客時の細かいルールがあることも。接客経験がある方も、初出勤の際に確認するようにしましょう。

声のボリュームに気をつける

接客中ももちろんですが、お客様に対して最初のお声がけとなる「いらっしゃいませ」の声のボリュームに気をつけることはとても大切です。

アパレルショップですので、居酒屋のように威勢の良い「いらっしゃいませ」は必要ありません。

お客様によってはそのお声がけを「威圧的」と感じてしまう人もいます。

いきなり威圧感を与えてしまうのは絶対にダメですよね。

感じの良い、ほどほどのボリュームでお声がけできるように気をつけましょう。

ヤレヤレ

BGMがかかっている店舗など、声が小さすぎるのもダメです。うまく聞き取れなかったりお客様にストレスを与えてしまいます。

前のめりで強めの接客は絶対ダメ

強めの接客は絶対ダメ

お客様には色々なタイプの人がいます。

フレンドリーなお客様も中にはいますが、大体のお客様はショップスタッフに対して大なり小なり「警戒心」を持っています。

「買いたくないものを無理やり売りつけられるのではないか…」という極端な警戒心を持っているお客様もいるほどです。

そんなときにショップスタッフが前のめりで強めの接客をすると、お客様は完全に引いてしまいます。

最悪の場合はお客様を怒らせてしまうこともあります。

お客様の立場になって、威圧感の少ない接客を心がけると良いですね。

ダメー!

興味のない商品をゴリ押しされると誰だって嫌ですよね。一方的な接客は絶対にダメですよ。

お客様の話を聞くことを意識する

販売力のあるショップスタッフには共通点があります。

それは「聞き上手」であることです。

ショップスタッフの中には商品の説明をどんどん話して、お客様の話をほとんど聞かない人もいます。

接客上手になるには、聞き上手になることが大切です。

お客様が何を探しているのか、どんなシーンで着るのか、どんな色や形が好みなのかなど、お客様との会話の中で自然に聞き出せるとベストです。

最初からうまく聞き出すことはできないと思いますが、とにかくお客様の話をしっかりと聞くことを意識すれば、自然と聞き上手になれますよ。

モリモリ

適度に質問を投げかけて、お客様にたくさん話してもらえると、提案すべき商品が定まってきますよ。

お声がけはしっかりとする

先ほど「前のめりで強めな接客はダメ」というお話をしましたが、お声がけはしっかりとしなくてはいけません。

威圧感を与えないことを考えすぎて、お客様が近くにいるのに声をかけずに見ているだけ、というショップスタッフをたまに見かけます。

これはお客様からすると、無視されていると感じてしまうのです。

お客様の心も複雑で、「ゴリゴリ接客されるのは嫌だけど、一言も声をかけられないのは無視されているようで嫌だ」という心理があるのです。

ごく稀にですが、声をかけないことを理由にクレームに発展してしまうケースもあります。

適度なお声がけはどんなときも必要です。

ヤッター

ひと声かけたときのお客様の反応を見て、もっと話すべきか引くべきかを判断できるようになると、もう一人前のショップスタッフですね。

人見知りな性格でも活躍できる理由

人見知りOK

接客業と聞くと、話が上手で誰とでもすぐに仲良くなれる社交的な人じゃないとできないのでは…と不安に思う方も少なくありません。

実際のところ、人見知りな性格でもショップスタッフとして働けますし、活躍している人はたくさんいます。

むしろ人見知りだからこそ発揮できる強みもあるのです。

人見知りでもショップスタッフとして働ける理由について詳しくご説明します。

意外と人見知りの多いアパレル業界

ショップスタッフとして働いている人の多くが社交的であることも事実ですが、実は同じくらい人見知りの人もたくさん活躍しています。

人見知りだからといって、お客様と話ができないわけではないですし、仕事モードに切り替えて接客をしているのです。

人見知り=ショップスタッフに向いていない、という考えは間違いです。

ポイント!

職場ではいつも明るく話している人が、家に帰ると無口でほとんど話さない、なんてことは意外と多いですよね。

控えめな接客がベストなときもある

控えめな接客がベストなときも

人見知りな性格は、接客業の仕事でプラスに働くこともあります。

たとえば、お客様にも様々なタイプの人がいます。

ショップスタッフに声をかけられたくないお客様や、積極的に接客されるのが苦手なお客様もいます。

一人で静かに買い物を楽しみたいお客様の場合、一歩引いた雰囲気の控えめな接客を好まれることが多いです。

社交的でノリのいいショップスタッフは苦手、というお客様は意外とたくさんいますね。

コチラ

ショップスタッフとたくさん話したい、というお客様もいれば、一言も話したくない…というお客様もいますよね。

人見知りは人見知りの気持ちがよくわかる

自分が人見知りだと、人見知りの人の気持ちをよく理解できるはずです。

お客様に嫌な思いをさせることなく、自然な接客ができるところが大きな強みになります。

たとえば、お客様が何か質問したがっているような素振りを見せていたら、スッと近づいてみる。

それ以外のときはこちらから声をかけず、お会計だけを事務的に対応する。

冷たい対応だと思われるかもしれませんが、控えめな接客に心地よさを感じる人は意外なほど多いです。

うーん

ショップスタッフに声をかけられると、何か買わなきゃ…と変にプレッシャーを感じてしまう人もいますね。

コミュニケーション力は自然と身につく

人見知りの気持ちがよくわかる

人見知りで人と話すことが苦手な人も、ショップスタッフとして少しずつ経験を積んでいくと、いつの間にか自然な接客ができるようになります。

特別な努力をしなくても、毎日しっかりと仕事をしていればコミュニケーション力が身についていくのです。

人見知りの人がコミュニケーション力を身につけると、威圧感を感じさせない自然な接客ができるようになることが多いですね。

ショップスタッフの仕事において、人見知りは大きな武器になります。

一歩引いて、お客様の話をしっかりと聞けるショップスタッフはお客様からのウケも非常にいいですよ。

人見知りな性格なのであれば、その個性を強みとして働ける職場を探してみるとよいでしょう。

ヤッター

ショップスタッフの仕事でコミュニケーション力を磨けば、プライベートでも役に立つことが多くなりますよ。

ショップスタッフの基本!接客6大用語

ショップスタッフとして働き始めたときにほとんどの人が耳にする接客6大用語。

アパレルの仕事に限らず、お客様と接客する際に必ずといっていいほど必要になる言葉です。

接客の始まりから終わりまで、一連の流れの中で使うことになる大切な言葉ばかり。

ショップスタッフとして活躍できるように、まずは基本の接客6大用語は早めにマスターしましょう。

ポイント!

初出勤の際に丁寧に教えてくれる派遣先もありますが、単発派遣のときは細かい指示がないことも。あらかじめ覚えておきましょう。

いらっしゃいませ

まずは接客の基本中の基本から。

いらっしゃいませ」という言葉は、お客様をお迎えするときにいちばん最初に口にする言葉で、ここからお客様との接客がスタートします。

気持ちの良い「いらっしゃいませ」は、お客様の気持ちを引き寄せます。

実際には「二の句」という、いらっしゃいませの後に言葉を続けることが多くなります。

たとえば「いらっしゃいませ。何かお探しですか?」や、「いらっしゃいませ。ごゆっくりご覧くださいませ。」などが一般的ですね。

モリモリ

普段買い物にいったときに、どんな風に声をかけられるかチェックしておくと役立ちますよ。

かしこまりました

かしこまりました」という言葉は、接客中に何度も口にする場面があります。

たとえばお客様に「これの1つ上のサイズを持ってきてもらえますか?」といわれたら、ショップスタッフは「はい。かしこまりました。」と答えます。

この「かしこまりました」ですが、普通の生活で使う場面は少ないですね。

「わかりました」や「了解です」といってしまうことが多いのではないでしょうか。

接客の場では「わかりました」ではなく「かしこまりました」が正しい言葉です。

ダメー!

「了解しました」という言葉もビジネスマナー上、お客様に使う言葉としては不適切とされています。

少々お待ちくださいませ

お客様をお待たせするときに、「少々お待ちくださいませ」という言葉を使います。

先ほどの「かしこまりました」に続けて使うことも多いですね。

サイズ違いの商品を取りに行く際、お客様に「かしこまりました、少々お待ちくださいませ。」とお伝えしてバックヤードに下がるのが正解です。

うーん

間違っても「ちょっと待ってください」なんて言っちゃダメですよ。マナーに厳しいお客様だと、お叱りを受けることもあります。

お待たせいたしました

お待たせいたしました」という言葉はお客様をお待たせして、戻ったときに最初にいう言葉です。

バックヤードから商品を取って戻ってきたら「お待たせいたしました。こちらが1つ上のMサイズでございます。」といって商品をお渡しします。

コチラ

お会計が終わって商品を渡すときにも「お待たせいたしました」と一言添えることは多いですね。

申し訳ございません

できるだけ使いたくないですが、「申し訳ございません」も出番の多い言葉です。

たとえばMサイズの商品の在庫がなかったとき、「お待たせいたしました。申し訳ございません、Mサイズはただいま在庫を切らしております。」とお詫びしてご説明します。

お客様に何かご迷惑をおかけしたり、お客様のご要望にお答えできない場合などに使うことが多い言葉です。

ヤレヤレ

「すみません」や「ごめんなさい」という表現もビジネスマナー上はNGです。正しい言葉を使えるようになりましょう。

ありがとうございました

この言葉は接客のいちばん最後、お客様をお見送りする際に使う言葉ですね。

「ありがとうございます、またどうぞお越しくださいませ。」など、お店によってお礼の伝え方は色々と変わると思います。

なによりも心から感謝の気持ちを伝えることが大切です。

テヘペロ

またご来店いただけるように、気持ちを込めて「ありがとうございます。」という言葉を伝えたいですね。

ショップスタッフがよく使う主な専門用語

アパレル業界の専門用語

どのような仕事でも、その業界でしか使わない専門用語というものがありますよね。

もちろんアパレルのショップスタッフの仕事でも、専門用語がたくさんあります。

どのような専門用語が使われるかは、ブランドやショップによって細かい差があります。

業務上の会話の中でわからない用語があったときは、すぐに上司や同僚に確認するようにしましょう。

仕事を始めたばかりのころは、意味を理解できない用語が多くて戸惑うこともあると思いますが、少しずつ覚えていくことができるので安心してください。

よく使われる専門用語の代表的な例をいくつかご紹介します。

ポイント!

派遣会社で受けられる就業前の研修で、基本的な専門用語を教えてもらえることもありますよ。

パッキン

一般的に「パッキン」というと、お弁当箱の汁漏れを防ぐためのゴム製の部品を想像する人が多いのではないでしょうか。

アパレル業界でのパッキンとは、「ダンボール」のことなんです。

ショップスタッフとして働いていて、「あそこのダンボール持ってきて」などの会話を耳にすることはほとんどありません。

レジが開く(アク)

レジが開く(アク)

「レジが開く」というのも、ショップスタッフ独特の言い方です。

これは「何か売れた」ということの意味です。

ショップスタッフ同士で「今日もうレジ開いた?」「まだです」のような会話がよくあります。

仕事が落ち着いているときの世間話で使われることが多いです。

語源はお会計のときに、レジの下についているドロアがガシャンと開くことからきています。

わかりやすいですね。

テヘペロ

あらかじめ意味を理解しておかないと、派遣先の上司から「レジ開いた?」と急に聞かれたときに戸惑ってしまいますね。

クイック

そのまま和訳すると「迅速」「素早い」といった意味ですが、ショップスタッフの仕事では「パンツの裾直し」のことを意味します。

通常2〜3日かかるお直しを1時間や2時間の短い時間で仕上げるお直しのことを「クイック」と呼びます。

大抵のお店にはクイックのお直しシステムがありますので、実際に働くときに勤務先の上司に確認してみましょう。

客注(キャクチュウ)

客注とは「お客様の注文品」の略です。

接客中のお客様との会話では「お取り寄せ」と表現しますが、スタッフ同士の会話の中では、お取り寄せのことを「客注」というのが一般的です。

店舗に在庫がない商品を取り寄せることは頻繁に起こることなので、耳にすることが多い言葉ですね。

店振り(テンブリ)

店振り(テンブリ)

この言葉は、店舗で売れてしまった商品を補填したり、売れていない商品を引いたりして各店舗の在庫をならすことです。

たくさん在庫を抱えている店舗から商品を引いて、在庫の少なくなった店舗へ商品を振るのです。

ブランドの営業やブランドリーダーのような立場の人がこれを指示します。

ブランドによっては「振り回し(フリマワシ)」や「コントロール」と表現することもありますね。

お客様の前で隠語を使う店舗も多い

隠語を使う店舗も

今回ご紹介した用語以外にも、多くの専門用語が存在しています。

たとえば商品の採寸など、専門的な業務でも様々な用語が使われています。

勤務する店舗によっては、その店舗独自で使われている「隠語」というものもありますね。

トイレや休憩、盗難や不審者など、お客様の前で口にするのが好ましくない言葉を、隠語にして使っているのです。

様々な専門用語は経験を積んでいくことで少しずつ覚えていけるものですが、ぜひ予備知識としても知っておいてください。

派遣の仕事で複数の現場を経験するときも、基本的な専門用語を理解しておくと役立つことが多いですよ。

ショップスタッフ初心者は派遣がおすすめ

事前研修を受けられる派遣会社がおすすめ

接客の基本的なコツやポイントについてご紹介しましたが、実際にやってみないとわからないこともたくさんあると思います。

接客経験の浅い方や初心者の方には、就業前に基本的な研修を受けられる派遣会社を利用してみることをおすすめします。

派遣会社に登録済みの方であれば無料で受講できる研修が多いので、接客の仕事に不安を感じている人こそ、うまく研修を活用してみてください。

経験者向けの研修もあるため、ショップスタッフの実務経験がある方は、さらなるスキルアップを目指せますよ。

お客様から指名されるような、一人前のショップスタッフになれることを願っています。

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