家計簿をチェックしている主婦

派遣で働くみなさんのなかには、派遣会社の社会保険に入りたくないという人もいるでしょう。

その理由には扶養に入りたい、手取り額を増やしたい等、さまざまなものがあります。

派遣会社の社会保険に入らずに働くことは可能なのでしょうか。

この点について、説明していきましょう。

社会保険に加入したくない主な理由

書類をチェックしている女性

派遣社員の方が社会保険に入りたくないと思う理由は、いくつかあります。

その理由について考えてみましょう。

夫の扶養に入りたい

社会保険に入りたくないと思う大きな理由は、夫の扶養に入りたいという点が大きいでしょう。

あなたの給与収入が年間で130万円以内であれば、配偶者の扶養に入ることができます。

こうなると健康保険も配偶者と同じものになり、さらに年金の保険料も追加で支払わずにすみます。

手取り額を増やしたい

もう1つの動機としては、保険料を引かれるくらいならば手取り額を増やしたいということがあるでしょう。

健康で医者にかかることはほとんどないような人は、社会保険に入ると保険料の分だけ損する等があげられます。

うーん

社会保険が大切なのは理解していても、できるだけ手取り金額は増やしたいですよね。

派遣社員の社会保険加入は必須か

大勢で打ち合わせ中の会議室

派遣社員は人によって働き方がさまざまですが、社会保険への加入は必須なのでしょうか。

派遣社員の社会保険の加入条件は、勤務時間や働く期間によって異なります。

順にご説明していきます。

週30時間以上勤務の場合は加入が必要

週30時間以上勤務する場合は、社会保険に加入しなければなりません。

会社と雇用契約を結んでいる場合は、例外なく適用されます。

週20時間以上勤務でも必須となる場合がある

週20時間以上勤務する場合も、社会保険に加入しなければならない場合があります。

以下のすべての条件に該当する方は、社会保険に加入しなければなりません。

  1. 1週間あたりの決まった労働時間が20時間以上であること(残業時間は含まない)
  2. 1ヶ月あたりの決まった賃金が88,000円以上であること(賞与や残業代は含まない)
  3. 雇用期間の見込みが1年以上であること(更新される可能性がある場合を含む)
  4. 学生でないこと(夜間、通信、定時制の学生の方は対象)
  5. 従業員数が501名以上の会社で働いていること。または従業員数が500人以下の会社で働いていて、社会保険に加入することについて労使で合意がなされていること

条件が少しややこしいため、派遣会社の担当者に確認してみることをおすすめします。

年収130万円未満も条件に該当すれば加入が必要

年収が130万円未満の場合、健康保険や年金については、配偶者の扶養に入る方が多いです。

この場合、健康保険は配偶者の被扶養者として、年金は第三号被保険者として入ることができます。

しかし先ほどご説明した「社会保険に加入しなければならない条件」に該当した方は、年収額にかかわらず、社会保険への加入が必要となります。

該当する方は、健康保険と厚生年金の保険料も給与から天引きとなります。

短時間や短期間勤務であれば加入の義務はない

ここまで説明した「社会保険に加入しなければならない条件」に該当しない場合は、社会保険の加入義務はありません。

例えば、以下のようなケースが考えられるでしょう。

  • 毎日6時間労働で、週4日勤務
  • 残業代を含まない賃金が毎月84,000円
  • 冬季の11月から3月まで働く
ポイント!

加入条件を満たしてしまうかどうかについては、登録先の派遣会社の担当者に調べてもらいましょう。

社会保険に入らなければお得になるか

自宅でコーヒーを飲んでいる主婦

ここまで説明してきた通り、会社で働いているからといって、全員が社会保険に入らなければいけないわけではありません。

それでは、社会保険に入らなければお得になるのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

健康保険や年金の加入は義務

まず知っておいて欲しいことは、健康保険や年金への加入は義務ということです。

会社の健康保険に加入していなければ、国民健康保険に入らなければなりません。

また20歳以上になれば国民年金の加入義務がありますから、会社で厚生年金の保険料を払っていない方は、国民年金の加入者ということになります。

ヤレヤレ

年金は破綻するなんてこともいわれてますが、老後に受け取れるお金だけではなく、もしものときの障害年金などもあります。きちんと払いましょうね。

配偶者が社会保険に加入していればお得

もし配偶者が会社員や公務員で社会保険に入っている場合、あなたは社会保険の被扶養者として加入できる場合があります。

年収130万円未満で、ご自身で社会保険に加入していない場合は加入できるでしょう。

この場合、特別の費用負担はありませんので、お得になります。

また年金についても第三号被保険者となりますので、費用の負担はありません。

コチラ

今後、扶養に入れる条件が変わっていく可能性もあります。ニュースはこまめにチェックしておきましょう。

国民健康保険への加入はケースバイケース

一方あなたが1人暮らしであったり、配偶者が自営業などの場合は注意が必要です。

あなたが会社の社会保険に加入しない場合は、国民健康保険や国民年金の保険料を支払うことになります。

結婚していて配偶者が自営業の場合は、国民健康保険については扶養に入ることにより、安くできるかもしれません。

また収入が少ない場合は、国民年金の全額、または一部免除を受けることもできるでしょう。

その一方、社会保険よりも高額になる場合もありますから、ケースバイケースといえます。

このため、社会保険に入らないと決める前に、どちらが得かよく検討することが大切です。

健康保険料が安い派遣会社もある

握手を交わす女性

派遣会社のなかには、健康保険料が安いところもあります。

たとえばリクルートグループの「リクルート健康保険組合」では、保険料率が協会けんぽよりも低くなっています。

  • 39歳までの方は3.85%(協会けんぽの場合は全国平均で5.0%)
  • 40歳から64歳までの方は4.8%(協会けんぽの場合は全国平均で5.825%)

例えば月給が20万円の方は、協会けんぽなら約1万円の保険料になるところ、リクルートなら7,700円で済みます。

大手派遣会社の場合、独自の健康保険組合を持っている場合があり、健康保険料が安くなる場合もあります。

社会保険は高いから入りたくないと思っている方は、よく調べておくことをおすすめします。

社会保険加入はメリットとデメリットを要検討

スマホをチェックしている主婦

ここまで社会保険に加入が必要な場合や、保険未加入でも働くことは可能かという点について説明してきました。

働いているからといって、全員が社会保険に加入しなければならない訳ではありません。

月間20時間未満の場合や季節労働者等は、基本的には社会保険に加入しなくても良いといえます。

一方で月間20時間以上働く人は、社会保険に加入しなければならない場合があります。

また配偶者が会社員や公務員の場合は、扶養に入れればお得です。

しかしそうでない場合や、あなたが独身の場合は、国民健康保険や国民年金の保険料を払わなければなりません。

このことでかえって損をする可能性もありますから、よく比較することが大切です。

リクルートスタッフィングのように独自の健康保険組合があり、健康保険料が安くなる場合もあります。

派遣社員として働いていて、社会保険に入るかどうか選べる場合は、どちらが得かよく調べてから決めましょう。

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