自宅でリラックスしている女性

派遣の仕事がはじめての方は、派遣の仕組みや登録方法、社会保険の加入や有給休暇の有無など、わからないことばかりで不安に感じてしまうことが多いと思います。

このページでは派遣社員として働くことがはじめての方に向けて、あらかじめ知っておきたい基本的な知識についてご紹介します。

より詳しい記事へのリンクも張っていますので、気になる項目がありましたらぜひチェックしてみてください。

派遣社員として働くメリットとデメリット

説明中のスタッフ

まずは派遣社員として働くことのメリットとデメリットをしっかりと理解しておきましょう。

働き始めてから「こんなはずではなかった…」となってしまったら大変です。

派遣のメリット

まずは派遣の仕事に就くことのメリットからご紹介します。

  • 好きなときに好きなだけ働ける
  • アルバイトやパートよりも時給が高い
  • 基本的に残業が発生しない
  • 転勤や異動が発生しない
  • やりたい仕事に就ける
  • 福利厚生が充実している派遣会社も多い

子どもが保育園に行っている間だけ働きたい、半年働いたら2週間休んで海外旅行に行きたい、経理の仕事以外はやりたくないなど、柔軟に働けることが派遣社員の大きな魅力です。

職種によって差はありますが、パートやアルバイトと比べて時給も高くなることがほとんど。

エンジニアであれば時給2,500円以上の仕事もたくさんありますし、語学スキルを求められる仕事も時給は高くなる傾向にあります。

ヤッター

子育てに理解のある派遣会社も多く、働くママがたくさん活躍していますよ。

派遣のデメリット

もちろんメリットだけではありません、デメリットもあります。

  • すぐに仕事が見つからないこともある
  • ボーナスや交通費の支給がない
  • 残業代を稼げない
  • 雇用期間が定められている
  • 責任ある仕事は任されないことが多い
  • 対応の悪い派遣会社と出会ってしまうこともある

派遣会社に登録しても、すぐに希望通りの仕事が見つかる保証はありません。

早く働きたい!というときには、複数の派遣会社に登録する方が多いですね。

また、気に入った職場で働くことができたとしても、派遣先の都合でたった1〜2ヶ月で契約が終了するということもあります。

担当者によって対応にバラツキがあることも、ネガティブな口コミとしてよく上がってきます。

うーん

どんな働き方にもメリット・デメリットはあるものです。きちんと理解してから働きたいですね。

派遣の働き方は大きく分けて3種類ある

会議室で打ち合わせ中の人たち

ひとことで派遣社員といっても、いくつか種類があることはご存知でしょうか。

  • 一般派遣
  • 特定派遣
  • 紹介予定派遣

大きく分けると上記3種類。

仕事を選ぶうえで大切なことなので、基本的な知識は持っておきましょう。

一般派遣

多くの方がイメージされる「派遣社員」という働き方のほとんどが、この一般派遣という働き方です。

派遣会社と雇用関係を結ぶのはお仕事をしている期間だけで、契約期間が終了した時点で派遣会社との雇用関係も終わります。

アルバイトやパートと同じように、働いた時間分だけお給料が支払われる時給制です。

ポイント!

「一般派遣」ではなく「登録型派遣」と呼ばれることもありますよ。

特定派遣

エンジニアや研究職など、高い専門性が求められる理系の職種がメインになりますが、特定派遣と呼ばれる形態もあります。

一般派遣とは異なり、人材派遣会社に正社員として雇用されることになります。

正社員として雇用されるため、待機期間(次の仕事が見つかっていないとき)も給料が発生します。

派遣会社によってはボーナスも出ますよ。

紹介予定派遣

紹介予定派遣とは、直接雇用を前提とした働き方です。

最大で半年間、まずは派遣社員として働いて、お互いに合意を得られれば社員として働けることになります。

入社後のミスマッチを防げるというメリットはありますが、「契約社員としての直接雇用」という場合も多いため、きちんと事前に確認することが大切です。

ヤレヤレ

直接雇用といっても正社員と契約社員では大きな差があることも。派遣会社の担当者としっかり話し合いましょう。

条件を満たせば社会保険にも加入できる

考え事をしている女性

派遣社員として働くとなると、健康保険や厚生年金などの社会保険はどうなるんだろう…と不安になる方も多いです。

派遣社員の社会保険は、国が定めた一定の条件を満たせば原則として強制加入となります。

社会保険に加入すると月々の手取りは減ってしまいますが、様々なリスクに備えて加入しておくべきです。

また、派遣社員の場合、正社員のように就業後すぐに社会保険に加入することは滅多にありません。

就労後3ヶ月目から社会保険に加入するケースが多いです。

さらにフルタイムと短時間で働いているかによって加入条件が少し変わります。

フルタイムで働いている場合

フルタイムで働いている場合、社会保険加入条件は以下2つを満たすことが必要です。

  • 週の所定労働時間や月の所定労働日数が同じ事業所で働く通常の社員の4分の3以上であること
  • 2カ月を超えて働くor2カ月を超えて働く見込みがある

短時間で働いている場合

次に短時間で働く場合は、以下の条件を満たす必要があります。

  • 週の所定労働時間が20時間以上であること
  • 同じ事業所に1年以上働くor1年以上働く見込みがあること
  • 月額賃金が8万8,000円以上であること
  • 学生ではないこと(ただし夜間、定時制は可能)
  • 事業所において、社会保険が適用されている人数が500人を超えていること

派遣社員が加入できる社会保険についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

注意!

労災保険や雇用保険も、もしものときのためにきちんと加入しておくことをおすすめします。

育休や産休も取得可能

妊娠中の女性

そして意外と知られていないのが、派遣社員でもきちんと産休を取得できるということ。

労働基準法に以下のように明記されています。

産前6週間(多胎妊娠の場合は14週間:いずれも女性が請求した場合に限る)、産後は8週間、女性を就業させることはできません

第65条第1項、第2項関係

労働基準法における母性保護規定(PDF) – 厚生労働省

就業中の派遣社員から産休を取得したいと申請があれば、雇用主である派遣会社は必ず許可しなければならないのです。

社会保険や有休の取得と比べると満たすべき条件が少々難しいという点はあるものの、育休も取れるという事実は把握しておきましょう。

産休と育休の取得条件について、詳しくは以下の記事でご覧いただけます。

派遣の仕事を続ければ有給休暇も取得できる

家族3人で空港へ向かう

社会保険の加入や産休・育休の取得と同様に、有給休暇も取得できます。

取得条件は、同じ派遣会社で契約を開始してから6カ月以上継続して勤務している、かつ全就業日の80%以上は出勤していること。

労働基準法の第39条で、以下のように定められています。

使用者は、その雇入れの日から起算して6ヶ月間継続勤務し全労働日の8割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した10日間の有給休暇を与えなければならない。

労働基準法第39条

正社員だけに適用されるのでは…と心配される方もいますが、派遣社員にもきちんと適用されます。

つまりは半年以上マジメに勤務を継続していれば、有給休暇を取れるようになるということです。

勤続年数ごとの有給日数

同じ派遣会社で仕事を続けていけば、1年ごとに有給の日数は増えていきます。

最大で年間20日、それ以上の日数は認められていません。

以下の表をご覧いただくと、わかりやすいと思います。

継続勤務年数
6ヶ月1年半2年半3年半4年半5年半6年半
10日11日12日14日16日18日20日

取得から2年経つと消えてしまう

有給休暇は取得してから使わずに2年過ぎると権利が無効になってしまいます。

また、派遣社員を切り替えたときも、今まで溜まっていた有給休暇の日数はリセットされてしまいます。

せっかく取得した有給休暇、できることなら無駄なく全部使い切ってしまいたいものですね。

派遣社員が有給休暇を取得する条件については、以下の記事で詳しく解説しています。

テヘペロ

有休を使うタイミングは派遣会社の担当者と要相談ですが、休めるときにはしっかり休みましょうね。

初めての方におすすめ!派遣求人の探し方

スマホを操作している女性

ここからは派遣の仕事を探す方法についてご説明します。

正社員の仕事であれば、リクナビやDODAなどの求人広告を見たり、転職エージェントに相談するといったやり方が一般的ですね。

派遣の仕事の場合、主に以下の2パターンです。

  • 派遣会社に登録する
  • 求人サイトで仕事を探す

それぞれの特徴、メリット・デメリットについてご紹介します。

派遣会社に登録する

最も一般的な派遣の仕事の探し方は、派遣会社への登録です。

ひとことで派遣会社といっても山のようにありますので、まずは大手で有名な会社に登録してみることをおすすめします。

メリット

  • 担当者と相談しながら条件に合った仕事を探せる
  • 非公開の好条件求人を紹介されることもある
  • 大手派遣会社なら福利厚生も充実している

大手派遣会社ほど抱えている求人数が多く、働くスタッフのサポートも充実しています。

特に派遣業界で7年連続で業績No.1のテンプスタッフは、あらゆる業種・職種をカバーしており、全国各地に拠点を展開しています。

パソコンスキルやビジネスマナーを学べる研修を受けられるなど、福利厚生サービスも充実。

提携先のスポーツジムや映画館、ベビーシッターを会員価格で利用できるなど、うれしいサービスが整っています。

まだどこにも登録していない方は、まずはテンプスタッフに登録を申し込んでみましょう。

デメリット

  • 登録会に参加する手間がかかる
  • 希望通りの仕事がすぐに見つからないこともある
  • 派遣会社によって得意・不得意な領域がある

派遣会社に登録することのデメリットとしては、登録会の参加に手間がかかるという点です。

平日の夕方以降や週末も対応してくれる派遣会社はありますが、忙しい方だとスケジュールの調整が難しいこともあるでしょう。

また、大手派遣会社といえど時期によっては希望の仕事がすぐに見つからないこともあります。

派遣会社によって得意な分野が異なることも、予め理解しておきましょう。

やりたい仕事が明確に決まっているのなら、業種や職種に特化した派遣会社へ登録してみることをおすすめします。

派遣会社の選び方については、以下の記事も参考にしてみてください。

複数登録すべき理由

パソコンを見ている女性

先ほどもご説明したように、大手派遣会社といえど希望条件にぴったり合った仕事がすぐに見つかるとは限りません。

派遣社員として働いている人のほとんどが、3〜4社の派遣会社に登録しているといわれています。

何度も登録会に参加するのは面倒ですが、たとえば大手派遣会社のリクルートスタッフィングはWeb登録も可能です。

スマホやパソコンさえあれば、自宅で派遣登録ができるので忙しい方におすすめです。

希望の仕事を見つけられるように、Web登録も活用して少なくとも2〜3社の派遣会社には登録しておきましょう。

派遣求人サイトで探す

カフェでスマホを見ている女性

正社員やアルバイトの募集と同じように、派遣の仕事にも求人サイトが存在します。

派遣求人サイトとしては、リクナビ派遣やはたらこネット、派遣Styleなどが有名ですね。

派遣会社を問わず、幅広い選択肢から仕事を探してみたいときには、求人サイトの活用がおすすめです。

メリット

  • 派遣会社を問わずに幅広い選択肢から仕事を探せる
  • 24時間いつでも好きなタイミングで仕事を探せる

在職中で忙しい方や、複数の派遣会社へ登録にいく時間が取れない方は、まずは派遣求人サイトで仕事を探してみることをおすすめします。

派遣求人サイトを使えば、登録会に参加しなくともいつでも好きなタイミングで仕事を探せるので便利です。

デメリット

  • 規模の小さな派遣会社は口コミも少なくて不安
  • 応募できるのは公開されている求人に限られる

派遣求人サイトの場合、あらゆる派遣会社が求人を掲載しています。

中には規模の小さな派遣会社もありますので、口コミなども少ないと少し不安が残ります。

また、当然のことながら応募できるのは求人サイトに掲載されている求人のみです。

コチラ

派遣求人サイトで仕事を探すのは、派遣社員としての勤務経験がある方におすすめです。

初めて派遣登録会に参加するときの注意点

面談中の女性たち

直接派遣会社へ登録を申込んだ場合も、派遣求人サイトを経由した場合でも、まずは派遣会社の登録会に参加することになります。

あなたの経歴やスキル、仕事への希望を確認したり、仕事を進めていく上でのルールなど、細かい説明を受けることになります。

給与振込のタイミングや、休みを取るときの連絡方法など、派遣会社ごとに細かいルールは異なりますので、きちんと確認しておきましょう。

Web上で登録が完了したり、担当者があなたの最寄駅まで来てくれる出張面談に対応可能な派遣会社もあります。

単に説明を受けるだけではなく、担当者は信頼できそうな人かチェックするなど、あなた自信も派遣会社を見極めるつもりで臨みましょう。

登録会は面接に臨むつもりで参加を

服装に悩んでいる人

登録会といっても、軽い面接のようなものだと思ったほうがいいです。

万が一あなたが横暴な態度で登録会に参加したとしたら、要注意人物とマークされて、仕事を紹介されなくなる可能性もあります。

私服OKの派遣会社も多いですが、ビジネスカジュアル程度の清潔感のある服装で、メイクやアクセサリーも華美になりすぎないように気をつけましょう。

エクセルやタイピングスキルをチェックするための、スキルテストを実施する派遣会社も多いです。

事務職やオフィスワークを希望する方は特に、あらかじめ予習しておくことをおすすめします。

早く正確なタイピングができるようになるには、練習を重ねる以外に道はありません。

イータイピングというサイトをはじめ、無料でタイピング練習ができるサイトはたくさんあります。

空き時間にコツコツ練習してみましょう。

ダメー!

穴の空いたデニムや、サンダルで登録会に行くのはNGですよ。清潔感のあるビジネスカジュアルを目指しましょう。

希望に合った派遣の仕事を見つけましょう

オフィスで笑顔のビジネスパーソン

派遣社員として働くときに知っておきたい基本的な知識や、仕事の探し方について、少しでも理解を深めていただけたなら幸いです。

この記事でご説明したことは、実際に派遣会社の登録会に参加すると担当のコーディネーターの方からも詳しく説明してもらえますよ。

派遣の仕事は日々変動しているため、昨日募集中だった求人が今日には募集を終了していることもよくある話です。

とにもかくにも行動してみないことには何も進みません。

まだどこにも登録していない方は、まずは実績豊富な大手派遣会社に登録を申し込んでみてはいかがでしょうか。

あなたの仕事探しがうまくいくことを心から願っています。

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