ハーブティーを飲んでいる女性

厚生年金や健康保険など、正社員として働いていれば、基本的に加入している社会保険。

国民年金と厚生年金では老後に受け取れる金額が大きく変わってきますし、雇用保険に加入しておけば、いざというときに失業保険を受け取れます。

派遣社員として働こうと思ったとき、社会保険に加入できるのかどうか不安に感じる方も多いですね。

そこで今回は派遣社員が社会保険に加入するための条件について、詳しく解説します。

派遣社員も社会保険に加入できます

オフィスで打ち合わせ中の女性たち

先に結論からお伝えすると、派遣社員も社会保険に加入することができます。

国が定めた一定の条件を満たせば、強制加入ということになるのです。

派遣社員として働く場合、実際に仕事をしている勤務先の企業ではなく登録元の派遣会社が雇用主になります。

登録している派遣会社が社会保険の適用事業所であれば、保険に加入することができます。

社会保険の適用される事業所は、従業員が5名以上ということが条件。

ですのでほとんどの派遣会社が適用事業所と考えてよいでしょう。

ダメー!

万が一、派遣会社から社会保険への加入はできないと言われた場合、その派遣会社から仕事を紹介してもらうのは避けたほうが良いかもしれません…大手の派遣会社ではありえません。

社会保険への加入条件は勤務状況次第

カフェテラスとパソコン

社会保険加入に必要な条件は、フルタイムで働いている場合と短時間で働いている場合とでは、条件が異なってきます。

それぞれについてご説明します。

フルタイムで働いている場合

フルタイムで働いている場合、以下2つの条件を満たすことが必要になります。

  • 週の所定労働時間や月の所定労働日数が同じ事業所で働く通常の社員の4分の3以上であること
  • 2カ月を超えて働くor2カ月を超えて働く見込みがある

短時間で働いている場合

次に短時間で働く場合は、以下の条件を満たす必要があります。

  • 週の所定労働時間が20時間以上であること
  • 同じ事業所に1年以上働くor1年以上働く見込みがあること
  • 月額賃金が8万8,000円以上であること
  • 学生ではないこと(ただし夜間、定時制は可能)
  • 事業所において、社会保険が適用されている人数が500人を超えていること
テヘペロ

短時間勤務の場合は条件が少しややこしくなります。気になる方は派遣会社の担当者に相談してみましょう。

派遣社員が加入できる社会保険の種類

並んで仕事中の男女

社会保険と一言でいっても、実は種類が色々あることはご存知でしょうか。

一般的に社会保険と一括りで呼ばれているものは以下の5つです。

  • 健康保険
  • 厚生年金保険
  • 雇用保険
  • 労働者災害補償保険
  • 介護保険

どれも馴染みのあるものですが、それぞれの特徴について簡単にご説明していきます。

健康保険

健康保険に加入していると、医療費が3割負担になるというのは一般常識ですが、条件によって高額療養制度や出産手当など、様々な手当を受給可能です。

多くの派遣会社が「はけんけんぽ」という派遣社員のための健康保険組合に加入しています。

派遣社員の生活の安定と福祉の増進に努めるため、平成14年5月1日にはけんけんぽが設立されました。はけんけんぽは終身雇用を前提とした一般の健康保険組合とは異なり、派遣社員のための健康保険組合です。

はけんけんぽとは – 人材派遣健康保険組合

リクルートスタッフィングなどの大手派遣会社は、独自の健康保険組合に加入していることもあります。

厚生年金

厚生年金保険に加入していると、国民年金よりも手厚い保証を受けられます。

厚生年金加入のメリットとして、以下の4点が挙げられます。

  • 雇用主と保険料を折半するため、個人の負担が小さい
  • 国民年金のみの加入者より給付額が大きくなる
  • 障害基礎年金は障害等級1〜3級まで対象になる
  • 遺族年金の対象が国民年金より幅広い など

厚生年金に加入できるだけでも社会保険加入のメリットは大きいといえます。

雇用保険

雇用保険は、失業した場合に再就職するまでの間、一定の給付金を受けることができる制度です。

失業保険と表現したほうがわかりやすいでしょうか。

雇用保険の加入は、週の労働時間が20時間以上であること、雇用期間が31日以上、または31日以上の見込みがあることが条件となります。

フルタイムの仕事で1ヶ月以上働く見込みがあれば、雇用保険には加入できると考えて問題ありません。

派遣社員でも失業保険を受給できるなんて知らなかった…という方は意外と多いですね。

労災保険

労働者災害補償保険とは一般に労災と呼ばれるもので、業務中のケガや病気、事故に対しての補償制度のことです。

労災は就業を開始したときから自動的に適用されます。

工場などの仕事ならともかく、事務職やオフィスワークならケガをする心配はない、と考える方は多いですね。

オフィスワークでもデスクの引き出しで指を挟んでしまうリスクはありますし、労災保険は通勤中の事故なども保証の範囲に入ります。

労働者災害補償保険に含まれる通勤災害とは、労働者が通勤により被った負傷、疾病、障害又は死亡のことである。ここでいう「通勤」とは「就業に関して住居と就業の場所との間を合理的な経路及び方法により往復することをいい、業務の性質を有するものを除く」とされている。

通勤災害について – 厚生労働省

いつ何が起こるかわかりませんから、もしものときのために労災保険にもきちんと加入しておきましょう。

介護保険

介護保険は、介護が必要な人への介護サービスの費用を、国民全体でまかなうための仕組みを支える保険制度です。

介護保険は40歳以上から加入が義務付けられています

将来、介護を必要とするときがくるかもしれませんから、きちんと保険料を納めていきましょう。

コチラ

ご結婚されている方だと、配偶者の方が加入する社会保険の扶養に入っている場合もありますね。

派遣社員が社会保険に加入するタイミング

デスク上に置かれた大量の書類

派遣社員として働いていると、社会保険に加入するタイミングは就労後3カ月目からというケースが多いですね。

なぜなら派遣契約の場合、最初の2カ月で辞めてしまう人も少なくないからです。

そのため最初の契約は2カ月として、2カ月の就労を無事に終了後、つぎの契約更新時に加入するといった形を取る場合が多いのです。

ほかに、就労即日に加入という場合や、最初の2カ月の就労を無事終了後、2カ月をさかのぼって加入させてくれるといったケースもあります。

ヤレヤレ

社会保険の加入は雇う側の負担も増えるため、派遣会社から積極的に加入を進めてくることは少ないです。加入を希望するときは、あらかじめ担当者に伝えておきましょう。

派遣の仕事を続けるなら社会保険に加入を

料理しながらスマホを見ている主婦

社会保険に加入しておけば、「失業したときも給付金がもらえる」「老後の生活資金を確保できる」など、さまざまな恩恵を受けることができます。

保険料を支払うときには多少の負担となりますが、安定した生活を送るためには大切な一面といえるでしょう。

派遣の仕事を長く続けていくつもりであれば、社会保険にはきちんと加入しましょう。

また、加入条件は満たしていたのに社会保険に加入できていなかった…といった状況にならないよう、登録する派遣会社を見極めることも大切です。

大手派遣会社であれば、社会保険加入は当然のこととして対応してくれますし、各種福利厚生も充実しているため安心して働くことができます。

あなたらしく働ける派遣会社と出会えることを願っています。

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